調剤薬局をより身近に
やまうち薬局スタッフがブログを綴ります
あけましておめでとうございます。
新たな年を迎え、皆様にとってご多幸がありますようお祈りいたしております。
さて、お正月のにぎわいも過ぎ、やっと普段の生活が戻ってまいりました。
冬の寒さが一層厳しくなり、あったかい食べ物が恋しい季節です。
と、いうことで今回のテーマは焼き芋・さつまいもです。
さつまいもの表面に、黒っぽい樹脂みたいなものが付いていることがありますが、
これはヤラピンという成分が変色し、硬化したものです(固まる前は白い乳液状)。
さつまいもに含まれる特有の成分で、腸のぜん動運動を促進し、便をやわらかくするといわれています。
そしてさつまいもといえば、食物繊維です。
さつまいもに多く含まれる水に溶けにくい不溶性食物繊維は、大腸を刺激し、排便をスムーズにすることで腸がきれいになるという効果があります。
さつまいもは皮の部分にも栄養があるため、皮まで食べるのがおすすめです。
アントシアニン
さつまいもの皮はポリフェノールの一種アントシアニンによって紫色をしています。このアントシアニンには、活性酸素を抑える抗酸化作用があります。生活習慣病や老化の予防に高い作用があるといわれています。
カルシウム
さつまいもは意外とカルシウムが多い食材で、イモ類の中ではトップクラスの含有量です。人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成します。
レンジで焼き芋
1.さつまいもを水洗いし、濡れたままペーパータオルでくるみ、さらにその上からラップでくるむ。
2.600Wの電子レンジで1分30秒加熱し、その後200Wの電子レンジで8〜10分加熱する
3.竹串でやわらかさを確認し、かたさが残っていればペーパータオルとラップを元に戻し、竹串が通るまで200Wの電子レンジで30秒ずつ、追加で加熱する。
大きさによって時間は調節して下さい。
さつまいもの選び方
皮の色が鮮やかで傷や黒ずみがなく、ヒゲ根が少ないものを選びましょう。
栄養豊富で甘くて美味しいさつまいもを上手に選んでくださいね!
寒さもこれからが本番。風邪やインフルエンザなどに負けないよう感染対策をして、お体にお気をつけください。