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ヒートショック

  • Category: 健康
  • 2022.02.01

2月になり暦の上ではもう春ですが、相変わらず冷え込みの厳しい毎日です。
体調など崩されていませんでしょうか?


寒い時は温かいお風呂が恋しいですよね。
しかし、冬場の入浴は要注意です。
って事で今回のテーマはヒートショックです。


ヒートショックとは、温度の急な変化が体に与えるショックのことです。
おもに家の中の温度差により起こることがわかっています。真冬は、暖房がついている暖かい部屋と暖房がついていない浴室やトイレの温度差は10℃以上あり、注意が必要です。


寒さに対応するために、血管を細くして流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。その後、浴槽に入ると、急に身体が温まるため血管は拡張し、急上昇した血圧が今度は急激に低下してしまいます。


健康な若い人なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病、高脂血症など動脈硬化が進行した高齢の方などは、血圧の上昇による心筋梗塞、不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなってしまいます。


ヒートショックの症状と対処法
・軽度:めまいや立ちくらみ
動かず安静にして、めまいや立ちくらみが治まるのを待ってください。


・重度:呼吸困難・嘔吐・意識の消失
すぐに救急車を呼ぶ。
嘔吐している場合は、呼吸ができるように嘔吐物を取り除きます
入浴中にヒートショックになった人を見つけたら、口や鼻に水が入らないよう浴槽のお湯を減らし溺れないようにします。


ヒートショックを予防するには
・脱衣所と浴室を温める
・お風呂の温度は低めに設定
・入浴前と入浴後に水分を補給する
・食後1時間以上空けてから入浴する
・お酒を飲むなら入浴後に
・長湯をしない
・浴室に手すりをつける
・浴槽から急に立ち上がらない
など


ヒートショックの予防は、高齢者のご本人だけではなく、ご家族も気に留めてみてください。入浴中にヒートショックが起きても、他の人がすぐ発見して処置をすれば、大事故を防げます。
トイレでヒートショックを起こす人もいるので、お風呂以外でも温度変化のある場所には注意が必要です。


寒い冬の終わりももうすぐです。感染対策をして、お体にはくれぐれもお気をつけください。


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