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やまうち薬局スタッフがブログを綴ります
お花見の季節!
今年の桜前線もスタートしました。 お花見のときに桜のことが話題になりませんか。そこでちょっとした豆知識を披露すると喜ばれるのではないでしょうか。 そんなお花見や桜についての面白い雑学をご紹介します。
①お花見の桜と言えばソメイヨシノ。実は、園芸用に2つの品種が掛け合わされた雑種なんです!?
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンザクラが交配してできた雑種と言われているそうです。 ソメイヨシノは、花が大きく満開時には葉も見られず、鑑賞には最適です。 これはオオシマザクラの花が大きい特徴と、エドヒガンザクラの花の後に葉が出てくる特徴を受け継がれています。 観賞用のハイブリッドともいえるのが、ソメイヨシノです。
②桜の葉には毒がある!?
桜の葉は、「クマリン」という毒を生成します。 そしてこの毒は、雨水により地面に落ち、毒を撒き散らします。 植物の生育を阻害して育ち難くします。 また、抗菌性もあり葉を守る役割でもあるようです。よって、桜の木の下は雑草があまり育ちません。
ここで心配なのが、桜の葉が付いている桜餅です。桜餅を葉っぱごと食べる方も多いのではないでしょうか?でも、ご安心ください。桜餅の桜の葉に使われてはいるのですが、クマリンはごく少量では問題ないそうですよ。 サプリメントなどで摂取しない限りは、1日の許容摂取量を超えることは、まずないようです。クマリンの影響がでるくらい桜餅をたくさん食べようとしても、その前に糖尿病とか別の病気になると思います(笑)
週末には、咲き始めた桜を見に行く方もいらっしゃることでしょう。 最新の予想気温などをチェックして、体を冷やさないよう、お気をつけください。