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  • 2019.08.01

梅雨も明け、やっと待ちに待った夏が来ました!
今年は冷夏と言われ7月はあまり気温が上がりませんでしたね・・・
体が暑さに慣れていない時期も熱中症に注意が必要です。
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熱中症対策のひとつとして、本格的な暑さの到来前の5~6月にトレーニングなどして、暑さに慣れる暑熱順化も大切です。


さて、今回で熱中症について4回目となりました。日常生活においての熱中症に気をつけたいのは高齢者と子どもです。


☆高齢者の特徴☆
・暑いと感じにくくなる
・体温調節が鈍る
・発汗量、皮膚血液量の増加が遅れる
・発汗量、皮膚血液量、体内水分量が減少する
・のどの渇きを感じにくくなる


予防ポイント
・のどが渇かなくても水分補給
 周りの方が水分を取るように声をかけてあげて下さい
・部屋の温度をこまめに測る
・エアコンの活用
 異常な暑さ(連日35℃を超えるような)が続くときは、積極的にエアコンを使い、室内を28℃以下に保つ
・暑さを避ける
 暑い日には不要な外出、屋外での作業を避ける。水シャワーや水浴びも体温を下げるのに有効です。


☆子どもは暑さに弱い☆
思春期前の子どもは体温調節(発汗)が未発達 ←効率的な体温調節が困難
発汗能力が未発達なため、深層体温が大人よりも大きく上昇し、熱中症のリスクが急増する


子どもの熱中症予防ポイント
・顔色や汗のかき方を十分に観察
 顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、深層体温がかなり上昇していると推測できるので、涼しい環境下で十分な休憩をとる。
・適切な飲水行動を学習させる
 のどの渇きに応じて適度な飲水ができるようにする。
・日頃から暑さに慣れさせる
 日頃から適度に外遊びをし、暑さに慣れさせることで上手に汗をかく習慣を身につける。
・服装を選ぶ
 保護者や指導者は熱放射を促進させる適切な衣服を選択し、環境条件に応じて衣服の着脱を指導する。


☆乳幼児の自動車内放置事故に注意!☆
車内は数分で50℃以上になることもあります。クーラーをかけていても何かの拍子に切れることもあるので、たとえ短時間であっても、絶対に車内に子どもだけを残さないようにしましょう。


特に高齢者と子どもは、なかなか自分は熱中症だと気づかない事が多いので周りが注意し、声をかけ、気にかけてあげる事が大切です。


しばらくは暑さが続きますので、体調を崩されぬようお体には十分お気をつけ下さい。

 

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