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謹賀新年

  • Category: ご紹介
  • 2020.01.06

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
毎年この時期になりますと「お雑煮」を食される方が多いと思います。私の家庭でも、すまし汁にお餅と大根、里いも、人参などを入れて食べています。

 
出汁のきいた醤油仕立てすまし汁は関東風、白みそ仕立ては関西風、あごだし仕立ては九州風など地域によっても様々です。また具材においても、焼いた角餅は関東風、丸餅は関西風、出世魚の鰤は九州風とこれまた様々です。

 
お雑煮の歴史は古く、平安時代からだと言われています。餅は古くから農耕民族である日本人にとって、お祝いごとや特別な「ハレの日」に食べる「ハレ」の食べ物でした。年神様に供えた餅や里芋、にんじん、大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりといわれています。雑煮の語源は「煮雑ぜ(にまぜ)」で、色々な具材を煮合わせたことからきています。お正月の三が日におせちやお雑煮を食べる際には「祝い箸」という両方の先が細くなったお箸を使いますが、これは取り箸と食い箸の両方に使えるように......というわけではなく、一方を人が使い、もう片方は神様が使う「神人共食」を表したものです。このようにお水や箸にまでこだわりがみられるエピソードからも、雑煮がいかにハレの日の食べ物かがうかがえます。

 
この時期、体調を崩しやすいので栄養のある食事をとり、睡眠もしっかりとり身体を冷やさないようご自愛ください。

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