
調剤薬局をより身近に
やまうち薬局スタッフがブログを綴ります
日ごとに陽射しも強くなり木陰の恋しい季節となりました。
新しい生活様式に少しずつ慣れ始めてきた頃でしょうか!?
蒸し暑い季節になり、マスクを着けることによる熱中症のリスクが叫ばれていますが、 正しいマスクのつけ方で、予防効果が上がり、息苦しさ、不快感も解消されることが分かりました。 そこで当薬局内でも話題になった【不織布マスクの表裏】についてお伝えします。
予防や蔓延を防ぐために着けるマスク。 調べてみると作っているメーカーによりますが、 大抵のマスクのノーズ部分に付いているノーズフィッター(ワイヤー)が入っている方を上にします。
プリーツが上から下に向かって階段状になっている「階段式プリーツタイプ」の場合、 ひだが下を向いている方が表面(外側)です。 プリ―ツのひだが上向きだと、プリーツの段差部分に空気中のウイルス飛沫や花粉がたまってしまいます。
プリーツが中心から上下に向かって階段形状になっている「オメガ式プリーツ」があります。 その場合はマスクと ひもの接着面を外側に付けます。 これは、なるべく顔とマスクとの隙間を少なくすることで顔へのフィット感が高まるので、 ゴミやホコリ・細菌などの侵入を極力遮断することができるためです。
ただマスクはいろいろな種類があり、 メーカーにより異なりますので、説明書きをしっかりと読んでください!
説明書きを読まずにパッケージを捨ててしまった方に必見です。
マスクに水滴を1滴落としてみてください。 コロンと水滴が弾かれて丸まった方が、表面(外側)です‼ 因みに裏面(内側)は、吸水性が高いので、水滴はスっと中にしみます。 ほとんどの不織布マスクが3層構造になっています。 マスクの性能と快適さを高めるために、表、中、裏にそれぞれ異なった機能を持たせてあります。 まず表面は撥水効果を持たせ、飛沫を弾く役割があり、真中にはフィルターを使用しています。 肌に触れる裏面は吸湿性を持たせた肌触りの良いシルク素材です。
今は第二波、第三波に見舞われないよう望むばかりです。 外出自粛は解除されたとはいえ、コロナがなくなった訳ではないので感染予防に注意してお過ごしください。