
2022.11.01
調剤薬局をより身近に
やまうち薬局スタッフがブログを綴ります
12月に入り、いよいよ冬も本番です。
寒いと窓を開けるのがイヤになりますよね...
しかし、寒い冬にこそ室内の加湿や換気が新型コロナウイルスの感染予防に一定の効果があることを理化学研究所が運用するスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションでわかりました。
会話をしたときなどに飛ぶ飛沫には、床や机などにすぐ落下する比較的大きな飛沫と、空気中を長時間漂うエアロゾルがあり、今回のシミュレーションで、室内の空気が乾燥していると、飛沫が急速に乾いてエアロゾルになる量が増えるそうです。
ウイルスの飛沫は乾燥した空間では広がりやすく、人にかかる飛沫量も増えるということです。
そして、これまで主な感染経路は飛沫感染とされていましたが、米国疾病対策センター(CDC)が空気感染を感染経路の一つとして認めたそうです。
上記とは逆に、高湿度の環境ではエアロゾルが減る分、机などに落ちる飛沫が増え、落ちた場所を通した接触感染リスクは高まるので手が触れるところをアルコールで拭いたり、手洗いをしたりといった対策も重要です。
これから、インフルエンザも気をつけないといけません。
インフルエンザと新型コロナウイルスの予防方法は基本同じです。
換気が重要! 換気が悪い場所では空気清浄機を!
うがい・手洗い(アルコール消毒)
マスクの着用(しっかり鼻まで)・咳エチケット
3密を避ける!(密閉・ 密集・密接)
今後しばらくは感染予防に細心の注意を払い、くれぐれも無理をなさらず、お体にお気をつけください。
