
調剤薬局をより身近に
やまうち薬局スタッフがブログを綴ります
ジメジメして鬱陶しい梅雨は過ぎ、暑い夏がやってきました!
実はこの前初めて知りました...
大好きなきくらげに旬があったなんて!!
って事で今回のテーマはきくらげです。
こりこりとした食感がおいしいきくらげ。なにか知っていますか?答えはきのこです。
木に生えている様子が耳のように見えることから「木耳」という漢名がつきました。
きくらげの旬は6〜9月。旬だからこそ味わえるのが乾燥ではなく生のきくらげ。
乾燥させてないぶん長期保存には向かないので、流通している今だからこそ食べられるものです。
コリコリ食感はそのままに、ぷりぷりで肉厚のきくらげはすごくおいしいです。
スーパーで見つけたら絶対買ってしまいます。それもたくさん(笑)。
きくらげには食物繊維がたくさん
食物繊維は大きく分けて水に溶けにくい「不溶性」と水に溶ける「水溶性」の2つに分けられ、きくらげには両方含まれており、特に不溶性の食物繊維が多いです。
不溶性食物繊維は、食べると水分を吸収して膨らむ性質があり、腸を動かすことで便秘の改善を促します。
水溶性食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑えてくれるので、糖尿病や肥満の予防にもつながります。
食べるときはしっかり噛んでください。
噛むことで満腹感につながり食べ過ぎを防ぎます。
他にもカルシウムや鉄、亜鉛などやカルシウム・リンの吸収を促し、骨や歯を丈夫にしてくれる栄養素のビタミンDが豊富に含まれています。
生のきくらげは、生食はできませんので、必ず加熱してから食べてください。熱湯で30秒ほど湯通しすると食べられます。
乾燥きくらげは、水につけて戻してから調理します。
お湯(30℃)を使えば短時間で戻すことができますが、この方法ではせっかくの栄養やうま味が溶け出してしまいます。水に浸しておくと、20分ほどで戻ります。
長時間浸していると柔らかくなりすぎて、コリコリとした食感が失われてしまいます。
スーパーなどで生のきくらげを見かけたら、今が旬ですのでぜひ食べてみて下さい。
暑い日が続きますが、水分をしっかり取って、熱中症に気をつけてください。
コロナの感染者がまた増え始めています。今まで以上の感染対策をしてご自分の体を守るようにして下さい。